不動産とは
Published : 2013.07.10
不動産売買に対する理解が必要
不動産は製造物ではないというしっかりとした理解がお客様には必要です。
土地など製造できるものではなく決まった場所に売り物があるとは限りません。買う側も売る側も人と人なのです。機械を売るようなわけにはいきませんし完璧なものは存在しません。納得できるところか納得しあえるところで売買が成立します。
たとえば、売主側の高く売りたいし、「売ってあげている」。買主側は安く買いたいし、お金を出して「買ってあげている」。
この考えだけでは話がまとまりません。トラブルになる事もあります。不動産とは人と人の話し合いですよ?と思うことが多いです。お互いにこの考えのままでは成立しにくく。経験、知識を使った交渉でお互いが納得することが大切で誠実に対応が求められます。
土地建物についての理解
土地については自然の物。建物については木等を使った構造物ですが、木は自然物の加工品、曲りや反りなどがあります。土も自然物で敷地地盤とするためへの理解が必要で、設備関係は消耗品であるとの認識が必要。財産を手に入れるために安く買えるに越したことはありませんが、生涯続く財産を維持するために、今やるべきことや将来やるべきことをきちっと理解し、土地建物と付き合っていくことが大切です。土地建物を買ったから終わりではありません。正しい認識が必要です。
プロから見た個人間売買の怖さ
その物件はどういった法令の制限がありますか?違法建築物ではないですか?接道義務は果たしていますか?個人間売買で買われた方をお見受けして、売るときに相談をいただき調査すると「そんなところだったの?」と。思わぬ落とし穴が。目に見える土地と家、それは建替えや融資の受けられる家でしょうか?私たちプロでも調査をしてからでないと購入しません。最近では規制なども増え個人間売買はプロから見て不安になります。